オンライン講座「ネイチャーポジティブ×カルチャーポジティブ- 里山における有機農業を軸として」を開催しました
2026年4月25日
吉良農園代表の吉良佳晃さんを講師にお招きし、吉良さんが実践されている有機農業を中心に、里山での暮らしや、里山と農業の関係、農を通じた地域づくりの実践などについてお話しいただきました。
当日は、「田舎暮らし」と「里山的な暮らし」の違いや、「有機農業とは何か」といった問いをきっかけに、参加者のみなさんと一緒に考える時間を大切にしながら講座を進行いただきました。
講座のタイトルにも使用されている、営農を通じて生態系を次世代へつないでいく「ネイチャーポジティブ」と、多軸的な取り組みが暮らしや生き方に豊かさや面白さを与える「カルチャーポジティブ」という考え方を共有し、その考え方に沿った吉良さん自身の実践について語られていたことが印象的でした。
またそのほかにも、
・有機農業を、単に農薬や化学肥料を使わない農法として捉えるのではなく、地域資源との関係性や、人と人とのつながりまで含めて考える視点
・語源的に共通する「エコロジー」と「エコノミー」を対比しながら、現代におけるエコロジー的な視点の重要性
・動植物絶滅の危機の原因とされている4つの事象を踏まえたうえで、人間が適切に自然へ関わることの大切さ
・土をはぐくみ、タネをつなぎ、自然を受け継いでいく農園としての実践
などについてもお話しいただきました。
参加者からの質疑応答では、それぞれが実践している農法に関する質問や、吉良さんの取り組みに対する応援者・関係人口の増やし方についてなど、参加者自身の活動や関心から生まれた問いが多く交わされました。
有機農業を軸に、自分自身の生き方や暮らし方、地域との関わり方、そして自然との付き合い方について考える、豊かな時間となりました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!